「食いしん坊にぴったりの仕事」といわれつつ、福岡県の28年度６次化商品コンクールの審査をさせていただきました。６次化とは、１×２×３ または １+２+３＝６、つまり、１次産業である生産、２次産業である加工、３次産業で商品として消費者に売る３つの工程をひとつの事業体で行うようもっていくこと。農林水産業に従事する方が加工、販売まで、というのが元々の６次化スタイルでしたが、最近では２次や３次から１次産業を巻き込む形もあるようです。既に沢山の商品が生まれて消費者に愛され、農家や地域を潤し、関わる人々を元気にしています。
書類審査を通過した４７点、全て美味しく頂き、審査させていただきました。
今回出品されていたのは、あまおう苺のワイン、お魚たっぷりのシュウマイ、栄養豊富なヤーコンのジュース、お茶の実のオイル、筍やきくいもの粕漬け、かまだきの黒糖、ブルーベリーアイス、高校生の納豆などなど。
表彰式は来年２月です。接客審査などでもそうですが、総評で上位に選ばれなかった中にも、きらりと光る商品や人があるものです。
地域愛にあふれて気軽にリピできる、そんな６次化商品が増えますように。地産地消は低炭素のくらしにも貢献しますから。
（2016＠林 真実）
