元寇で活躍した鎌倉武士 竹崎季長公のお墓と絵巻

蒙古襲来絵詞を描いた鎌倉武士竹崎季長の墳墓が宇城市小川町北海東にあります。

竹崎季長は、1245年肥後国竹崎(現在 宇城市竹崎)で生まれました。

七百年前、中国の元(蒙古)の皇帝フビライは、日本遠征を企て文永・弘安の役の二度にわたりに来襲しました。

文永の役のとき博多に上陸した元軍を迎え討つために、季長は突撃し一番駆けを果たしました。この先駆けにより恩賞を給わり、海東郷(現在 宇城市小川町海東)地頭に任命されました。

季長の戦闘記録を描いた蒙古襲来絵詞は、鎌倉時代の合戦の様子・風俗・建物など忠実に描かれています。

(正本は宮内庁御物ですが、模写を塔福寺で見ることができます。ただし、事前に連絡が必要です。なお、彼岸や午前中等は避けてください。)