国宝指定 臼杵石仏(大分県臼杵市)

臼杵石仏は,凝灰岩の岩壁に刻まれた60余体の磨崖仏郡です。
平安時代後期から鎌倉時代にかけて彫られたといわれております。
昭和55年から14年間に及ぶ保存修復工事が行われ,その際に永年頭部のみの姿で親しまれた古園石仏中尊の大日如来像も胴と一体となりました。
そして平成7年6月,臼杵磨崖仏4郡59体が,磨崖仏では全国初,彫刻においても九州初の国宝に指定されました。国内外で文化遺産として高い評価を得ています。