国木田独歩も愛した城山 〜『佐伯城』〜(大分県佐伯市)

佐伯城は慶長11年(1606年)、日田の隈城から移封された毛利高政によって築かれました。天守閣は、築城後ほどなく火災によって消失、わずかに残った隈櫓・土塀なども廃藩置県の際に取り壊されました。今日では三の丸に櫓門(やぐらもん)、山頂に石垣が残るだけとなっています。
城山頂上までの道のりには、独歩碑の道、登城の道、翠明の道、若宮の道と、4つの登山道があり、それぞれ四季折々の風景が楽しめます。