三池炭鉱 万田坑(熊本県荒尾市)

三池炭鉱の中心的存在である万田坑は、明治の最先端技術を集めて建造された日本最大規模の2つの竪坑を持ち、1900年代前半に最盛期を迎え日本の産業振興を支えました。現在は第二竪坑櫓と巻上機室、事務所棟や第一竪坑の基礎が施設として保存されており、炭鉱施設としては日本で唯一の国史跡として指定され、宮原坑などと共に世界遺産『明治日本の産業革命遺産』の構成資産のひとつとして登録されました

※写真提供:荒尾市