木原不動尊(熊本県熊本市)

一般には木原不動尊と呼ばれていますが、正式名称を雁回山尊乗院長寿寺と称します。
約1200年前天台宗開祖・伝教大師最澄の御作とされる不動明王をご本尊としており、千葉の成田不動尊、東京の目黒不動尊とともに日本三大不動とならび称されています。
九州36不動尊第19番の霊場です。
平安時代末期、源為義の八男鎮西八郎為朝が南の木原山に城を築き、この寺を鬼門除けの本尊と仰ぎ、寺を祈祷所と定め深く信仰したと伝えられています。
毎月28日に例祭があり、特に2月28日は春の大祭として火渡り・湯立ての大荒行があります。