六殿神社(熊本県熊本市)

六殿神社は雁回山の北側麓に位置し、平安時代末期の治承2年(1178年)に武蔵国六孫王権現を勧請したことに始まるとされています。
本殿の手前にある茅葺丹塗りの桜門は、釘なし門とも言われ、全体的に繊細で華麗さを感じる室町時代を代表する建築と評価されています。天文18年(1549年)に名和顕忠が建立したと伝えられています。熊本県で最初(明治40年)に国指定重要文化財に指定されています。