目指せ!世界文化遺産登録 「崎津集落と教会」 (熊本県天草市)

天草市河浦町にある「崎津集落」は、江戸時代の禁教期において仏教、神道、キリスト教が共存し、アワビなど貝殻内側の模様を、聖母マリアに見立てて崇敬するなど漁村特有の信仰形態が形成された集落で、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」として世界文化遺産候補となっています。
なかでも、集落のシンボルとなっている「崎津教会」は、キリシタン弾圧による絵踏みが行われていた庄屋役宅跡に建てられており、畳敷きの教会としても大変珍しい建物です。
教会の周辺一帯は「日本の渚百選」「日本のかおり風景100選」「国の重要文化的景観」にも選ばれています。

はるか昔、かくれキリシタンが過ごした「バテレンの里」へタイムトリップしてみませんか?