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家電の上手な選び方・使い方

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エアコン

エアコンは1年中働いています

エアコンは冷房に使うもの、そんなイメージの方も多いかもしれません。
でも、最近のエアコンは、暖房機能や除湿機能が向上し、1年中お部屋を快適に保ちます。
「1年中しっかり使える」エアコンを選びましょう。

エアコンの省エネは年々進んでいます

エアコンの省エネ性能は年々向上し、2015年製は2005年製に比べ、約9%省エネになります。古い機種をお使いの場合は、買い換えると電気代がお得になります。

図:エアコンの省エネ性能の比較 ※冷暖房兼用・壁掛け形・冷房能力2.8kWクラス 省エネルギー型の代表機種の単純平均値 出所:省エネ性能カタログ2015年冬版

上手な選び方1.部屋に合わせて選びましょう

効率よく使うためには、お部屋に合わせたエアコン選びが大切です。
同じ広さでも、木造、鉄筋など建物の構造によっても、必要なエアコンの能力は変わります。
目安は、カタログなどに掲載されていますので、確認しましょう。

図:カタログの記載例

❶お部屋に対応したエアコンを
選びましょう

「畳数の目安」の表記には幅がありますが、これは「11〜17畳までの部屋に対応している」という意味ではなく、建物の構造や部屋の向きによる対応能力の違いを表しています。

図:畳数の目安

❷冷暖房のパワーや制御能力も
チェックしましょう

同じ広さの部屋に対応したエアコンでも、冷暖房能力に大きな違いがあります。「能力(kW)」という項目の( )の中の数字の最大値が大きいほど素早く冷暖房でき、最小値が小さいほど正確な温度コントロールができます。

図:能力(kW)

どうして木造と鉄筋で
エアコンを選び分けするの?

図:建物の構造

木造の建物と鉄筋のマンションなど構造によって、気密性、断熱性が違うためです。同じ広さの部屋なら木造の方が能力の高いエアコンを選ぶ必要があります。
また、同じ構造でも「マンションの最上階」や、「西日が差し込む」「天井が高い」といった条件でも異なります。

上手な選び方2.使い方に合わせて選びましょう

長時間使う部屋には、省エネ機能に優れた高効率機種がおすすめです。
機能が優れている分、購入価格は高めですが、電気代が抑えられ省エネ効果がアップします。
逆にあまり使わない場合は、本体価格の低い標準機種を選んだ方がお得です。

使用時間が長い部屋のエアコン

高効率機種がおすすめ。冷暖房能力や省エネ性が優れており、快適で省エネ。最新の機能も豊富です。

年間を通して冷暖房を使うリビング、メイン冷暖房として活用したい部屋など

使用時間が短い部屋のエアコン

使用時間が短いと、高効率機種を購入しても、省エネによる電気代削減の効果があまりありません。また、標準機種は、室内機がコンパクトだったり、本体価格が高効率機種に比べて安いというメリットがあります。

来客時だけ使う客間、就寝前の短時間のみ冷暖房を使う寝室、他の冷暖房機器も併用する部屋など

設置スペースもチェック

室内機、室外機の設置スペースをチェックしましょう。和室の場合は柱と柱の間隔も測っておくと安心です。また、壁に取り付ける場合は、空気の流れを確保するために、エアコンと天井・壁までのスペースがそれぞれ5センチ以上必要になります。室内機の高さ・幅・奥行きのいずれかのサイズが基準より小さい、コンパクトタイプもあります。室外機を置く場所は、できるだけエアコンに近い屋外がベスト。設置場所についても確認しておきましょう。

図:エアコンの取り付け位置

コンセントの形もチェック

エアコンは電圧により、コンセントの形が異なります。希望のエアコンと専用コンセントの形状が違うと、配線工事が必要になるので注意しましょう。

図:コンセントの形

上手な選び方3.省エネ度と電気料金の目安を確認しましょう

省エネ性能をチェック

電器店では、省エネ性能の差が大きいエアコンには、「統一省エネラベル」の表示が義務付けられています。省エネ性能が一目で分かるので、性能を比較する際に役立ちます。

チェックポイント!!

イメージ:統一省エネラベル

  1. 1多段階評価制度
    星が多いものほど省エネ性能が大
    • ●製品の省エネ性能を高い順に5つ星から1つ星の5段階で表示しています。
    • ●トップランナー基準を達成しているものがいくつの星であるかを明確にするため、星の下に矢印でトップランナー基準達成・未達成の位置を明示しています。
  2. 2省エネ性マーク
    緑のものは、省エネ目標クリア

    トップランナー基準を達成すると緑色、未達成の場合はオレンジ色で表示されます。このため、緑色のマークが、省エネ性能が高い製品を選ぶときの目安になります。

  3. 3APF(通年エネルギー消費効率)

    APFとは、1年間に必要な冷暖房能力を、1年間でエアコンが消費する電力量(期間消費電力量)で除した数値。この値が大きいほど省エネ性が優れていると言えます。

    図:APF(通年エネルギー消費効率)

  4. 4省エネ基準達成率

    その製品が省エネ基準(目標値)をどのくらい達成しているかを%で示します。

  5. 5年間の目安電気料金
    年間の目安電気料金をチェック

    エネルギー消費効率(年間消費電力量等)を分かりやすく表示するために年間の目安電気料金を表示しています。

省エネ効果の高いヒートポンプエアコン

図:ヒートポンプ

「ヒートポンプ」は空気の熱を利用して冷暖房するシステムです。暖房時は、屋外の空気の熱を集めて室内に放出し、冷房時には、逆に室内の空気の熱を集めて室外に放出します。電気は熱を運ぶ動力として使うだけなので、少しの電力で効率的に冷暖房できます。

上手な選び方4.必要な機能を上手に選びましょう

最近のエアコンは、冷暖房だけでなく暮らしを快適にする機能が付いています。
ここで紹介するもの以外にもさまざまな機能を持った機種があります。
ただし、機能が多い機種は本体価格も高くなります。
使うかどうか、また欲しい機能の優先順位を考え、必要な機能を上手に取り入れましょう。

  • イメージ:自動でフィルターをお掃除
  • イメージ:湿度コントロール機能
  • イメージ:快適な気流制御機能
  • イメージ:空気清浄機能

お店に行く前にココをチェック!

エアコンの上手な使い方

設定温度は控えめに

衣服などで調整して、設定温度をできるだけ外気温に近づけましょう。夏は28℃、冬は20℃を目安に。

使うのは必要な時だけに

不要な時まで冷暖房していませんか?
タイマーを上手に使ったり、外出時は早めに切るなどの工夫をしましょう。

窓にはカーテンやブラインドを

カーテンやブラインド、断熱フィルムで窓から出入りする熱を遮断すると冷暖房効率がアップします。

扇風機を上手に活用

エアコンと扇風機を併用すると、扇風機の風が冷気や暖気を部屋中に行き渡らせるので、設定温度を控えめにしても冷暖房効果が上がります。

室外機の周りはふさがずに

植木鉢やごみ箱などで吹き出し・吸い込み口をふさぐとエネルギー効率が悪くなります。

買い替えるときは省エネ性能をチェック

家の構造やお部屋の広さにあった能力のエアコンを選びましょう。購入前にカタログで省エネ度をしっかりチェックしましょう。「通年エネルギー消費効率値(APF)」を参考にしてください。人感センサーや自動清掃機能、気流コントロールなど省エネ機能をチェックしましょう。

エアコンのお手入れのポイント

  • 1.フィルターの掃除はこまめに
  • 2.長時間使用したらエアコンクリーニングを
  • 3.消耗品は定期的に交換を

省エネしたらこうなった!省エネ効果の参考データ

電気カーペット

電気カーペットの上手な使い方

あったかグッズで体感温度アップ!

人のいない部分はスイッチOFF

分割して暖める機能が付いている場合は、人のいない部分は暖めないようにしましょう。

断熱マットで効率アップ

フローリングなどの床にじかに敷くと、熱が床に逃げて暖房効率が下がります。カーペットの下に断熱マットなどを敷いて熱の逃げを防ぎましょう。

買い替えるときはお部屋の広さに合わせて

部屋の中央に置く「センター敷き」の場合、8畳以上の部屋なら4〜6畳相当、6〜8畳なら2.5畳〜3畳相当、4.5畳なら2畳相当を目安に。人数や使い方を考えて、ご家族に合った切り替えタイプを選びましょう。

省エネしたらこうなった!省エネ効果の参考データ

こたつ

こたつの上手な使い方

こまめに切って、こまめに温度調節

赤外線ヒータータイプなら、すぐに暖まります。離れるときはこまめに切りましょう。

こたつ布団に、上掛けと敷布団をプラスして

保温効果が高まり、低めの温度でも暖かくなります。

買い替えるときは
使用人数に合わせた最適サイズを

カタログで消費電力を確認し、使用人数や部屋の広さに合わせた最適サイズを選びましょう。節約運転機能やタイマー機能などが付いたものも登場しています。

省エネしたらこうなった!省エネ効果の参考データ

ヒートポンプで省エネ

「給湯」と「暖房」が省エネのポイント!

家庭の消費エネルギーの大部分を占めるのは、「給湯」と「暖房」です。
「給湯」と「暖房」の省エネで、CO2排出量を大幅に削減することが可能です。
そこで、頼りになるのが空気の熱を上手に使う「ヒートポンプ」。
ヒートポンプ家電は、少ない電気の力でその何倍もの空気の熱を汲み上げるので、
電気エネルギーを節約することができ、その分CO2の排出も少なくて済むのです。
※ヒートポンプは、冷蔵庫やヒートポンプ式洗濯乾燥機にも使われています。

暖房1.省エネ性が向上したエアコン

部屋の空気を汚さない電気の冷暖房設備は、気密性の高い省エネ住宅にぴったり。中でもエアコンの省エネ性能は10年前のものに比べ9%向上し、省エネ機能も進化。ヒートポンプを使ったエアコンは、大気の熱を上手に取り入れた暖房なので、地球にやさしく経済的。

暖房2.効率のいいヒートポンプ式床暖房

快適な「頭寒足熱」を実現する床暖房は、床からの輻射熱と熱伝導で体が芯から温まり、省エネの観点からも無駄のない暖房器具です。下から上へと熱が伝わるため、他の暖房器具のように暖められた空気が天井付近にたまることもなく、頭がボーっとすることも少なくなります。導入の際は、家具の下などには床暖房は不要なので、どの部分に設置するかよく考えて。

家庭の用途別エネルギー消費の割合

イラスト:女性

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