エアコン購入の前に!購入する際のポイントとなる7つの基本機能を紹介!

部屋の広さ、そして空間に合ったエアコンの能力を知ったら、
次は機能を見ましょう。

家電製品アドバイザー 後藤 政治さん

九州を中心に展開する家電量販店「ベスト電器」の家電製品アドバイザー。 冷蔵庫や洗濯機など一般的に家庭で使われる白物家電を担当している。【HP】
http://www.bestdenki.ne.jp/

 購入する際のポイントとなる7つの基本機能

  •  1.フィルター自動お掃除

    フィルターにホコリが溜まると風量も運転パワーもダウンし、吹き出す風が不潔なだけでなく、電気をムダに消費します。現在の機種の約8割にはこの機能が装備され、定期的に自動で掃除をしてくれます。

  •  2.気流制御

    従来に比べて現在の機種は、体に直接風を当てず上向きに冷気を出して上から下へと涼風を送るため、効果的に部屋を冷やします。冬は足元を中心に温風を送り、冷える足元をしっかり暖めます。

  •  3.人感センサー

    人の居場所や動きを感知して、部屋の温度をコントロールします。人の体感温度に合わせて気流を送ったり、人がいなくなると省エネ運転に切り替えたりするので、ムダな電気代をカット。

  •  4.再熱除湿

    除湿することで冷えてしまう空気をあらかじめ排熱で暖め直し、部屋に送る除湿方式。

  •  5.空気清浄

    空気中に浮遊する細かい粒子(粉塵や花粉、ハウスダスト)や臭気を取り除き、室内の空気を清浄にする機能。

  • 6.除菌・脱臭効果イオン

    シャープの「プラズマクラスター」やパナソニックの「ナノイー」が有名。カビ菌やニオイなど目に見えない小さな不快の原因を抑制します。

  • 7.換気機能

    室内機に内蔵された換気ファンにより、室内の汚れた空気を屋外へ排出します。

このようにエアコンには7つの基本機能がありますが、すべてを備えた機種を選ぶと価格が高くなります。定期的に自動でお手入れをしてくれるお掃除機能は必須です。省エネということだけに絞るなら、気流制御、人感センサー機能も外せないでしょう。

 使い方次第でもっと省エネ!我が家の省エネ意識度をチェックしよう

省エネ性能が優れたエアコンは使い方次第で、さらに電力のムダを抑えることができます。
以下のことを日頃から気をつけるだけでも、かなり効果的!
まずは、自分でどれだけ省エネに貢献できているのかをチェックして、
足りない分はこの夏、実践しましょう。

  • 遮光カーテンで窓からの熱の出入りを抑えている
  • 2週間に一度はフィルターのお掃除をしている
  • 風向き(冷房では上または水平に、暖房では下向きに)を上手に調整している
  • 室外機の周りに物を置かないようにしている
  • タイマーを上手に使い、留守の時はこまめにスイッチを切っている
  • 扇風機やサーキュレーターを併用して、冷房効果を高めている
  • 帰宅直後、窓を開けて熱を外に逃がしてからエアコンを運転している
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