まだまだあり!家電の省エネ術

2回にわたって家電の省エネ術を紹介してきたように、「省エネラベリング制度」の導入によって、各メーカーの製品は消費電力が少なく、大きな省エネ効果が期待できます。電気の消費量が多いエアコン、冷蔵庫、洗濯器などから、「統一省エネラベル」を参考にして、省エネ家電に買い替えるという方法も一つの手でしょう。下記は家庭で取り組めるその他の家電を含めた省エネ対策です。参考にしながら、今後、実践してみてください。

家電製品アドバイザー 後藤 政治さん

九州を中心に展開する家電量販店「ベスト電器」の家電製品アドバイザー。 冷蔵庫や洗濯機など一般的に家庭で使われる白物家電を担当している。【HP】
http://www.bestdenki.ne.jp/

 テレビ

  1. 省エネモードに設定するとともに画面の輝度を下げましょう。
  2. 必要な時以外は、主電源から切りましょう。
  3. 音量レベルをなるべく下げましょう。
POINT

タイマー機能をうまく使いましょう。
特に寝る前にタイマーを設定しておけば、つけっぱなしにして寝るのを避けることができます。

 パソコン

  1. 液晶のバックライトの明るさを少し落としましょう。
  2. 使っていない周辺機器は本体から外しましょう。
  3. 日中、短時間であればノートパソコンの電源を抜いて使いましょう。

掃除機

  1. 掃除機をかける前に部屋の整理整頓をしましょう。
  2. 紙パックやフィルターをこまめにチェックしましょう。
  3. オン・オフは少なく、延長コードを使って一気にかけましょう。
  4. お掃除モードを使い分けましょう。
POINT

掃除機は強と弱の使い分けを。 じゅうたん以外の畳やフローリングは弱でOK!

電子レンジ

  1. レンジの庫内をこまめにお掃除しましょう。
  2. 本体の上や側面に物を置かないようにしましょう。
  3. 1つの物を解凍する場合は皿の外側に、2つ以上の物は間隔をあけましょう。
POINT

冷凍お肉の解凍は、あらかじめかたまりのお肉を小分けして凍らせておくと、解凍も早く省エネに

炊飯器

  1. 一日分をまとめて炊いて、冷蔵庫に小分けし、保温の電気代を抑えましょう。
  2. 一部の製品にはエコモード機能がついているので、活用しましょう。
POINT

使用しない時は、コンセントを抜いておきましょう。

電気ポット

  1. お湯は沸かす際はガスコンロまたはIHクッキングヒーターで沸かし、ポットの電源を切りましょう。
  2. 必要な分だけ素早くお湯を沸かしたい場合は、電気ポットより手軽な電気ケトルを使いましょう。

温水洗浄便座

  1. 便座の温度を低めに設定しましょう。
  2. 洗浄水温度を低めに設定しましょう。
  3. 温水洗浄便座を使わないときはフタを閉めましょう。
  4. 長期留守にする場合は、コンセントを抜きましょう。
POINT

夏場は利用する時だけ、電源をONに。省エネモードが付いた製品もありますので、
使用した最後の人が省エネボタンを押すなど省エネを心がけましょう。

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