福岡県唯一の神宮 英彦山神宮(福岡県田川郡)
英彦山は、古来から神の山として信仰さてていた霊山で、御祭神が天照大神(伊勢神宮)の御子、天忍穂耳命であることから「日の子の山」即ち「日子山」と呼ばれていました。嵯峨天皇の弘仁10年(819年)詔(みことのり)によって、「日子」の2文字を「彦」に改められ、次いで、霊元法皇、享保14年(1729年)には、院宣により「英」の1文字を賜り「英彦山(ひこさん)と改称され現在に至ってます。
英彦山は、中世以降、神の信仰に仏教が習合され、修験道の道場「英彦山権現様」として栄えましたが、明治維新の神仏分離令により英彦山神社となり、昭和50年6月24日、天皇陛下のお許しを得て、戦後、全国第三番目の「神宮」に改称され、英彦山神宮になっています。英彦山神宮は、農業生産、鉱山、工場の安全の守護神また勝運の神様として、古来より崇拝されています。2016年には、奉幣殿再建400年を迎えました。由緒ある英彦山神宮へ、是非お越しください。