旧三井田川鉱業所伊田竪坑 第一・第二煙突(通称 二本煙突)【田川市石炭・歴史博物館】(福岡県田川市)

伊田竪坑開設時に、巻上機およ付属設備の動力用として蒸気ボイラーが設置され、このボイラー室からの煙を出すため、2本の大煙突が築造された。
煙突は丸形で現存高約45.45m、外形上部約3.1m、外形下部約5.2m、耐火煉瓦は総計21万3千枚で国内最大級の規模でした。
そして”炭坑節”で「あんまり煙突が高いので、さぞやお月さん煙たかろう」と唄われ、三井田川のみならず、当時の炭鉱のシンボルとなった煙突でもある。