黒北発電所(宮崎県宮崎郡)

黒北発電所は、宮崎県で最も古い事業用発電所として、明治40年7月3日に運転を開始した水力発電所です。完成から100年を超える現在も働き続けている由緒ある発電所で、建物は当時の面影を色濃く残しています。宮崎に初めて明かりを灯したこの発電所は、平成9年5月7日、宮崎県では初めての国の登録文化財となりました。
この黒北発電所は、建設以来、3名ないし4名で運転していましたが、現在は無人であり宮崎電力センターの総合制御所から遠方監視制御されています。