「うきは」の魅力(福岡県うきは市)
1.筑後吉井の白壁の町並み散策・・・
うきは市の中心部、筑後吉井は江戸時代に豊後街道(現在の国道210号線)の宿場町として栄えました。この町並みの背景として、蝋燭、酒、麺、精油などの製造で財を成した「吉井銀(よしいがね)」と呼ばれた豪商たちにより、1869(明治2)年の大火を機に火災に耐えられる白壁土蔵造りとして誕生しました。1996(平成8)年に国の重要伝統的建造物群地区に選定され、歴史ある町並みに和菓子屋や雑貨屋などが並び、時間を忘れてのんびり散策するのにお勧めのエリアです。
2.棚田の里でゆっくり、ほっこりと森林セラピー・・・
うきは市の山間に、石積みが美しい棚田や源流の滝へと続く深い森が広がっています。その自然景観の美しさから、2008(平成20)年に北部九州初の「森林セラピー基地」に認定されました。この森林セラピーとは、森林浴の持つ癒し効果が科学的に検証された効果のことです。四季折々の表情をのぞかせるその風景は、まさに日本の原風景というべき懐かしさに満ち溢れています。
3.春夏秋冬フルーツ狩りを楽しむ・・・
1月のイチゴから始まり、7月には桃やブルーベリー、8月からはブドウや梨、そして10月には柿と一年中フルーツが収穫できるのは、「フルーツ王国うきは」ならではです。たわわに実る果実の、甘さやみずみずしさは格別です。また、梨だけでも幸水、豊水、二十世紀、新高など種類も豊富でそれらを食べ比べできるのもフルーツ狩りの魅力です。