宮崎県庁本館(景観重要建造物)(宮崎県宮崎市)

宮崎県庁本館は、総工費約72万円(当時の予算)をかけて建設が行われ、昭和7年(1932)10月に完成しました。鉄筋コンクリート造、地上4階・地下1階建で、設計は、茨城県庁をはじめ、多くの公共建築物の設計を手がけた置塩章によるものです。建築様式にはネオ・ゴシック建築が取り入れられており、戦前に建てられたものとしては数少ない、貴重な近代建築物の一つとなっています。(宮崎市の文化遺産ガイドブックより引用)
敷地内の前庭には県木のフェニックスやサボテンなどの亜熱帯植物が配されており、来庁する方々に南国の印象を与えています。昭和初期の雰囲気を残す歴史ある建築物のため、写真撮影にもおすすめのスポットです。
個人での見学も可能ですが、宮崎県庁の見学ツアーが毎週水曜と第一日曜に開催されておりますので、興味のある方はぜひ参加されてみてはどうでしょうか。詳しくは下記関連URLのリンク先にて説明されております。