三池炭鉱 宮原坑(福岡県大牟田市)

宮原坑は、1898年に開坑し、一時は三池炭鉱主力抗として活躍しました。また、三池集治監(今の刑務所)の囚人労働が行われていた坑口でもあり、その厳しい労働から別名「修羅坑」とも呼ばれました。現在は1901年開坑の第二堅坑施設や、レンガ造巻揚機室、現存する日本最古の鋼鉄製櫓が三池炭鉱閉山当時のままの状態で保存されており、2015年世界文化遺産として登録された『明治日本の産業革命遺産』の構成資産の1つです。