西郷隆盛銅像(鹿児島県鹿児島市)

幕末・明治維新で活躍した西郷隆盛の像は、日本初の陸軍大将の制服姿で城山を背景に仁王立ちしており、その高さは土台から約8メートルにもなります。江戸城無血開城や明治新政府樹立など明治維新に最大の功績を残した「西郷どん」ですが、突然職を辞めて鹿児島に帰郷。その後、西南戦争で新政府軍と戦い敗北し、この城山の地で自刃しました。没後50年祭記念として鹿児島市出身の彫刻家で、渋谷の「忠犬ハチ公」の製作者でもある安藤照が8年をかけ製作し、1937年に西郷隆盛の銅像が完成しました。

※本体5.76メートル、土台1.21メートル、築山7.27メートル

※写真提供:鹿児島市