東霧島神社〔つまきりしまじんじゃ〕(宮崎県都城市)
東霧島神社には、神々が集まるという意味から「あずま霧島」と呼ばれており、その後、霧島山の東端に位置することから「つま」と呼ぶようになり「東方発心門なりし」聖地に鎮座しておられます。
東霧島神社は、霧島六社権現の一つで、「延喜式」に登場する霧島神社が当社であると言われる古社であり、第五代孝昭天皇の時代に創建されたと伝えられている。
その後、霧島山の噴火等により焼失・埋没したりものを第62代村上天皇の時代に再興されました。
ご祭神は、建国の祖と称えられる伊弉諾尊(いざなぎのみこと)を主祭神とし、天照大御神(あまてらすおおみかみ)より神武天皇に至る皇祖を合祀し、ご神宝「十握の剣(とつかのつるぎ)」を御奉斎されています。
霊界の主宰人としてのご霊威は高く、古来より式内名社として尊崇されており、また、近年は、ロマンとパワースポットとして広く知られています。