旧数山家住宅(福岡県田川市)

田川郡添田町の津野地区の県道418号線のそばの、のどかな景色の一角にある「旧数山家(すやまけ)住宅」は天保13年(1842年)に建てられた直屋造りの農家で、現在はわずかに残っている貴重な種類の建築物です。
見事な寄棟造り茅葺きで床上部と広い土間、馬屋蔵、みそ部屋そして茶の間、広間に座敷、奥納戸まであり、この地方の特色をよく現した建造物であるとして、昭和53年(1978年)1月21日文化財保護法より重要文化財に指定されました。