東郷文弥節人形浄瑠璃(鹿児島県薩摩川内市)

東郷町の文弥節人形浄瑠璃は、約300年前から斧淵の三ヶ郷集落に伝承され、全国に4ヶ所(東郷町の他に、新潟県佐渡島、石川県白山市、宮崎県都城市)だけに残されている貴重な郷土芸能です。平成20年3月には、国の重要無形民俗文化財に指定されました。
昔から「人形踊り」と呼ばれ、男人形は1人で、女人形は2人で操ります。人形使いの他に、語り大夫・三味線・太鼓・拍子木が各1名います。その語りや人形の動きがやや単調で素朴なのが特徴です。
現在は、随時東郷地域内の行事の中で上演されています。みなさんも東郷町に受け継がれる郷土芸能に触れてみませんか?