一見の価値あり!巨石信仰 胸の観音(福岡県京都郡)

このあたりには、昔、大干ばつに見舞われ、延永長者が近くの小松ヶ池に棲む龍神に雨ごいするために娘三人の一人を人身御供として差し出したという伝説が残っています。
なんとか娘は帰途につきましたが、大蛇の毒気にあてられ、胸の痛みを訴えて息を引きとったといいます。
長者の娘は、息を引き取る際に、観音様のお力で救われて仏になることができたので、これからは身代わりとなって村人を救うと言ったと伝えられ、鹿ヶ峰に祀られた観音様が胸の観音と呼ばれるようになったといわれています。

現在では、胸の病にご利益があるパワースポットとして知られています。