釣掛埼灯台

下甑島の最南端、下甑町手打地区に明治29年に開設された白亜の灯台です。明治時代に入り、日本から台湾に至る南方航路整備のため九州西岸から西南諸島にかけて、重要な拠点に建てられた灯台八ヶ所の一つであり、開設から120年を超えました。現在では灯台の近くまで観光道路が整備され、海上から約146メートルの断崖上に立つ灯台を間近で見ることができます。釣掛埼(つりかけさき)灯台から見る、東シナ海に夕日が沈む景色は絶景です。