長崎街道小田宿と馬頭観音 (佐賀県江北町)

長崎街道小田宿(現在の佐賀県江北町)の中心部に、馬頭観音(ばとうかんのん)の大楠があります。大楠は樹齢1200年以上経つ古木で、江北町の天然記念物として大切に保存されています。

また、小田宿は、鍋島藩主が大村領を通らずに長崎に行ける有明海沿いに多良街道を作った際の長崎街道(写真右側)との分岐点に当たるそうです。現在のJR九州の長崎本線と佐世保本線の分岐点が江北町の肥前山口駅であるように、江北町が交通の要所であった歴史が受け継がれています。