杵島炭鉱の企業城下町『大町町』 炭鉱の歴史見学の後にボタ山で思いっきり遊びましょう♪ (佐賀県大町町)

佐賀県大町町での炭鉱の歴史は古く、江戸時代からすでに採掘が始まっていたそうです。杵島炭鉱は昭和4年に設立され、最盛期には町民の約6割が炭鉱関連の人だったそうで、日本でも有数の炭鉱町として栄えました。その後、石炭から石油へのエネルギー変革の波を受け、杵島炭鉱は昭和44年に閉山しました。
写真の“杵島炭鉱変電所跡”は、昭和2年に稼動した赤レンガ造りの変電所です。近くの石炭火力発電所から町内や炭鉱施設に電気を送っていました。
現存する唯一の炭鉱時代の建物として、町内有志の皆さんが“大町煉瓦館”として、修復・保存活動を進められています。