坂道のど真ん中に、クスノキの大木が・・・(長崎県長崎市)
長崎は言わずと知れた坂の街。そんな坂の街長崎の中でも、特異な場所がここ、「六角道」。
この坂道は、長崎公園(明治6年、日本で初めて噴水が設置された公園。)の中にあり、日本銀行長崎支店から立山公園へと向かう途中にあります。何が特異かというと、何と道のど真ん中に楠木の大樹が、ドンドンドンと七本も繋がっているのです。
初めて通る方は、「なんで?」「どこを通ると?」と悩まれるのでは?
そう、ここは、鎮守の杜。その中にあるのは、御神木(樹齢700〜800年)なのです。
昭和40年代、車社会となって車が通れるように道路を拡幅したが、やはり、御神木を切るのは恐れ多いということで、こういう道になったといわれています。
ここは、道のど真ん中に楠木があるのではなく、御神木がそびえる公園の中を道路が通っているのです。御神木を傷つけないように安全運転を心がけましょう。