通称「鯖(さば)くさらかし岩」・・・正式名称「継石坊主(つぎいしぼうず)」(長崎県西彼杵郡)

長崎街道の裏街道、それが「時津街道」(別名「浦上街道」)である。
長崎市内の西坂から浦上、時津を経て、彼杵の海路へ至る。長崎街道に比べて天気が良ければ旅程を1日短縮できるこの街道は、長崎奉行所入りする江戸幕府の用人、文人、商人など多くの人が往来したといいます。
街道沿いから、時津町で最も有名な名所が望める。通称「鯖くさらかし岩」(正式名称「継石坊主」)と呼ばれる奇岩である。
その昔、この岩の下を通りかかった魚売りが、今にも落ちそうな岩を見て
「落ちてから行こたい。」と待っていたが、いつまでも岩は落ちず、結局かごの中の 鯖を腐らせてしまった…という民話からこう呼ばれている。
今でも、国道206号線沿いに眺められますので、一度登ってみませんか?