住吉神社・・・「住吉さん」(長崎県長崎市)

長崎市北部一の繁華街である住吉町は、長崎大学が傍にある学生の町で、「住吉神社」があるが由縁の町名となっています。
毎年秋には、「長崎くんち」と同様、「住吉くんち」が行われます。
「住吉神社」は、大阪の住吉大社をはじめ全国に広く分布している神社のひとつで、底筒男命(そこつつおのみこと)、中筒男命(なかつつお のみこと)、表(上)筒男命(うわつつおのみこと)の三神を祀っており、この三神は、航海の神様として霊力を発揮してきた神様です。
空海が遣唐船で唐に渡った際も海路を守り、また、神功皇后の三韓征伐における新羅遠征の伝説で朝鮮半島に出征した際も、皇后の軍船の海路を守護し、そのことに感謝した皇后が摂津の国(大阪府)の住吉に社を建て三神を祀ったといわれています。