端島炭坑〔軍艦島〕(長崎県長崎市)

軍艦島」として知られる端島は、明治から昭和時代にかけ海底炭鉱によって繁栄し、その良質な石炭は日本の近代化を支えてきましたが、主要エネルギー移行に伴い衰退し1974年閉山、一般人の立入りも禁止され無人島となりました。しかし日本初の鉄筋コンクリート造の集合住宅などの近代化遺産が残る島として近年再び注目され始め、2009年には一般立入りが可能となり、2015に世界文化遺産に登録されました。