岩屋神社(長崎県長崎市)

岩屋神社は岩屋山の麓にあり、天正期(1573〜1592)には神宮寺、江戸時代には神通寺という寺がありました。
社叢は広く深く、奥は岩屋山の森林へと繋がっています。長崎市指定のスギ群は境内に18本。最大のものは幹囲5.35メートル、推定樹齢300年以上、他の17本も推定樹齢130年以上、胸高幹囲1.50メートル以上です。ここのスギ群は神通寺の頃に植えられたものらしい。
鳥居をくぐり社殿の前の苔むした急階段を登ると洞窟神殿があります。また、社殿を横切り岩屋山の登り口を右に行くと、岩屋山大権現と三十三観世音菩薩があります。
平日でも、登山者や参拝者は多く、この日は、近所の保育園児も洞窟神殿を見に来てました。時には駐車場が満杯になりますので、お早めに訪れるのが良いでしょう。