「裳着神社」(もぎじんじゃ)(長崎県長崎市)

茂木町の由来となった裳着神社は、長崎市で最も古い神社で850年以上の歴史があります。明治以前は八武者大権現(はちむしゃだいごんげん)を祀っていました。
神功皇后が三韓出兵の途中当地に立ち寄り裳を着けた(裳とは袴のこと。)故事から裳着(もぎ)の地名が起り、その後当社が創建されたと伝えられています。
キリシタン布教で社殿を焼かれ一時廃社しますが、寛永3年(1626)再建され茂木の鎮守となり、その後、裳着神社となりました。
「裳着神社」の秋季大祭茂木くんちは、前日の午後からのお下りに始まり、奉納踊り、前夜祭と夜まで賑わい、翌日の大祭、奉納踊り、湯立て神事、そしてお上りと2日間のお祭りです。