ハタ揚げ見るなら「唐八景」(長崎県長崎市)
唐八景は、戦国時代長崎と深堀両氏の戦場ともなった景勝地で、幕末時には外国人居留者のハイキングの場所でもあり、近所の小中学校の遠足の場としても親しまれています。
また、ハタ揚げの名所で、毎年春に「長崎ハタ揚げ大会」が開催されます。
長崎では凧のことを「ハタ」と呼び「ハタ揚げ」は「長崎くんち」「精霊流し」と並ぶ長崎の三大行事。長崎のハタ揚げは、高く揚げるのではなく、他のハタと掛け合って相手のハタの糸を切るハタ合戦なんです。
この合戦に使う糸は「ビードロ」(ビードロヨマ)といって、ガラス粉を糊でねって麻糸にぬりつけたもの。ハタの大小によって180〜90mものビードロがつけられ、これで相手のハタのビードロを切り、ハタを落とすんです。
結構、迫力ありますよ。