「県内で唯一「日本夜景遺産」に認定された神話スポット　愛宕山の夜景」
（宮崎県延岡市）

延岡市の中心部にある標高251mの山で、頂上付近にある展望台からは市街地を360°一望することができ、県内で唯一「日本夜景遺産」に認定されています。
日中は、天気に恵まれ運が良ければ四国を見ることができます。
ニニギノミコトとコノハナサクヤヒメは笠江の御前で出会い結婚したという伝説があり、二人の間に生まれた子供に、海幸彦と山幸彦がいます。その神話にちなんだモニュメントが設置され、デートスポットとしても人気を集めています。

普段、車で通っていると何気ない景色も夜の愛宕山から臨む夜景は素晴らしいです。
ちょっと展望台へ登ってその眼で「日本夜景遺産」を確かめてはいかがでしょうか。

スポット名	愛宕山の夜景
住所	宮崎県延岡市愛宕山
アクセス	延岡駅より車で約15分
問い合わせ先	延岡観光協会　0982-29-2155
関連ＵＲＬ	https://nobekan.jp/history/mythology/%E6%84%9B%E5%AE%95%E5%B1%B1%E3%81%AE%E5%A4%9C%E6%99%AF/
料金	なし
営業時間・定休日	なし
駐車場	あり
その他	「延岡市」誕生の舞台となった愛宕山の秘話工都・延岡の基礎となったのが、旭化成の前身、日本窒素肥料(株)延岡工場の立地です。その創立者・野口遵（のぐちしたがう）氏は、工場を誘致する際、町を一望に見渡せる愛宕山に登り、同行した恒富村長、村会議員等の地元有志に、『工業用地として、恒富地区にこのくらい欲しい』と日向灘に面する広い海岸沿いをグルリと持っているステッキで指し示したそうです。そこで、恒富村議員有志は、村議会で工場誘致の重要性を説き、工場用地の確保に積極的に尽力しました。このようにして、世界最初のカザレー式アンモニア合成工場が建設、大正12年には、国鉄日豊線が全線開通し、工場発展の大きな追い風となりました。その後、野口遵氏からの提案で、昭和5年に「三町村合併」、また遵氏がつくった工場のおかげで人口が増え、昭和8年に「延岡市」が誕生しました。