「中学1年生に食とエネルギーについての授業を」、という依頼があり、ちょうど菊池養生園の竹熊先生から発破をかけていただいたところだったので、チャレンジしました。
旬や地産地消をエネルギーの側面から理解してもらうため、ワークショップを中心とした2時間の授業プログラムを作成しました。蒸し風呂にはいっているような猛暑の中、スーパーの食材あてクイズに始まり、体験の中で理解してもらうために工夫した「フードマイレージのマップ」作りのワークショップ、「地球にやさしい夏ごはん」のレシピづくりまで、真剣に取り組んでくれ、発見もたくさんありました。環境やエネルギーの視点からみた地産地消と旬について、日ごろから消費者として抱いてきた思いを、このような形で子どもたちに伝えることができ、充実した半日でした。
参加した子どもたちから、「こんなに外国産の食材が多いなんて知らなかった。」とか、お母さんたちからは、「旬や地産地消は大事とは思っていましたが、温暖化とこんな風に関係していたなんてはじめて知りました。」という感想を頂きました。