9月。カンナが咲きはじめた三連水車の道を抜け、川沿いの道を上流へ。目指すお宅はすぐ近く。今日はこの地域の婦人会長さんのご自宅での温暖化対策セミナーです。
集まられた20名ほどの方々は6、70歳代が中心で、80代の方も。リーダーさんは、「地球温暖化が深刻なのに全く対策が進んでいないでしょう。行政の人たちには任せておれないので私たちが勉強して広めていかなければと思うんです。二酸化炭素排出削減の第一ステージは電気だから、電気を中心にお願いします。」と、なんと志高い!
1時間半ほどセミナーをしたところで、手作りお菓子で休憩タイム。甘納豆を寒天で固めた冷菓をいただきながら、「甘納豆は電子レンジで作っとるとよ。」としばし電子レンジ講座。一方、黄色い皮のおまんじゅうには皮に何か練りこんであります。伺ってみると「私が10年以上育てているケナフです。」
成長の早いケナフは、その分二酸化炭素を多く吸収することから温暖化対策の植物や紙の原料として有名ですが、食べられるとは!そんな驚きのおやつをいただきながら、「エアコンの冷房は苦手。体がきつくなる。」という方への対策を話し合ったり、「今年は西側の壁に農業用の黒ネットをはったら、設定温度が高めでも涼しく過ごせとるよ。」などと情報交換。私も、皆さんの志に大いに刺激を受けました。ありがとうございます。

写真:芋餡を包んだケナフまんじゅう。お土産でいただいた子ども達にも大好評でした。