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No.31 

サフラン農家の庭先で ――― サフランの効用とパエリア作り

 大分県の竹田市は、100年前からサフランの栽培をしているそうです。8月に「スロー風土SAGA」という番組でご一緒させていただいた、食環境ジャーナリストの金丸弘美さんの主催で「農家の庭先でサフラン料理」というワークショップが行われ、参加してきました。

 味や香り、あざやかな黄色が料理を美味しく華やかにするサフランですが、冷え性や認知症予防にも効くそうです。また、サフランをお酒に入れて飲むとワル酔いしないとか。美しい紫色のサフランの花摘み体験をしながら、そんな効能も教えていただきました。

 ご指導いただいたシェフによると、鍋にオイルをひくまえに、まず塩を振るのがコツとか。また、スペインではパエリアは男の料理なのだそうです。ムラができないようにフライパンをずらしたり回したり、結構な力仕事です。鍋底の熱が均一になるIHだと、女性でも楽に作れますね。

写真左:これがサフランの花です。クロッカスみたいな球根で、1つの花からおしべが3本しかとれません。

写真右:大分の海の幸、山の幸をふんだんに使ったパエリア、サフランの花と生ハムのサラダ、サフランの炊き込みご飯のおにぎり、サフランとカボスの飲み物、サフランの花とカボスのゼリー、サフランプリンやサフランクッキー・・・稲刈りの済んだ田んぼで、竹の器に盛っていただいたサフラン料理はどれも絶品でした。

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