佐賀県の幼児期環境教育プログラムの研修会があり、保育園、幼稚園の先生方が90名近く集まって下さいました。環境みらい塾の吉田順子さんの講話では「あめふりくまのこ」のパネルシアターなど、具体的なプログラムの紹介がありました。この童謡は私も子どもにたくさん歌ってあげた湯山昭さんの名曲。たしかに、「水の循環」を小さな子どもたちに教えるのにぴったりです!
つづいては県内の先進事例の発表。発表者の一人、海童保育園の保育士さんは2年前に私のフードマイレージの講義とワークショップを受けてくださっていたそうで、「あのとき楽しく学ばせていただいたフードマイレージ、保育の場で実践しています!」 と声をかけてくださいました。一期一会のセミナーが多いので、その後の展開が見られると本当に嬉しく励みになります。この園では地産地消、玄米菜食に取り組み、食育と環境教育を一緒にしているそうで、この日も特製スイーツをいただきました。この園の子どもたちや保育士さんは毎日ロハス・カフェに通っているようなもの。いいなあ。
感性が柔らかな幼児期は、人間も自然の環の一部だということを体で感じ、エコな生活術を身につける最適の時期。今日のさまざまな発表事例がそれを証明していたように思いました。