省エネルギーセンター主催の省エネ普及指導員研修の講義のため、今年も沖縄へ行ってきました。受講生には海兵隊の環境対策課の方などもいらしていて顔ぶれもユニーク、それに沖縄の方々はとても元気で前向きです。
講義前に沖縄のエネルギーについて調べてみたところ、発見がありました。原子力発電所や水力発電所がなく、化石燃料による発電が中心の沖縄では、電気1kWhあたりの二酸化炭素排出原単位が約0.9kg以上もあるのです。
ちなみに九州の最新データは0.387kg。つまり、沖縄とそれ以外の九州の地域で同じ電気の省エネをすると、沖縄に住んでいる人のほうがCO2を2倍以上も削減できるということです。効果が高いと省エネがますます楽しくなるというものです。「沖縄では電気の省エネによるCO2削減効果が特別高くなるので、ぜひ、数値を計算しなおしてPRして下さい。省エネのしがいがあるのですから、どしどし普及指導して下さいね!」とお話すると、皆さんの目が輝いていました。