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No.87 

反抗期の子どもの省エネのしつけ

 先日の、「エコリュクスに暮らそう」という講話を聴いてくださった北九州の女性の方から、こんな質問が届きました。ご質問を以下に載せます。

【ご質問】

 昨晩、息子がいつも使わない畳の部屋にいたので、「寒いだろうからエアコンつけたら」と声を掛けました。今朝たまたまその畳の部屋に行ってみると、当然エアコンが消してあると思われる部屋が「あつい!!!」なんと息子は消し忘れ、昨日一晩エアコンつきっぱなしだったようです(本人は「絶対 消した!」と言い張ってましたが・・・・)

 せっかく昨日先生のいい話を聞き「少し がんばるぞ!」と思った矢先の出来事で、なんだか今日はどんよりした気分でした。

 子どもの意識付けもしっかりしなければと反省の日でした。反抗期の子どもへの教育は難しいですね。なにか良い方法ありますでしょうか?

 皆さまはどうお考えになりますか?林の回答は下記のとおりです。

【林の回答】

 誰にでも消し忘れはありますよね。タイマーを活用したり、指差し確認をしたりといった防止法はありますし、誰もいなくなったらセンサーで感知してオートオフというエアコンも今はあります。ただ、自分のことは工夫次第でなんとかなっても、他人の"意識改革"は難しいものです。ましてやそれが反抗期の子どもなら、ひときわ難易度が高い。

 今の子ども達は学校でしっかり環境教育をうけています。おそらく、お子さんも、口答えしながらも心の中では大いに反省しているはず。それを信じて、励ますことが、おそらく一番のしつけの早道だと私は思います。

 私は、 省エネ と 子育て は通じるところがあるんじゃないか、と思っているのですが、「批判しないこと」、「責めないこと」が、結構重要だと思っています。

 だから、いいところを見つけて褒めてあげて、失敗は大目にみてあげるのがいいと思います。そして、背中で示すこと。それが、省エネやエコを気持ちよく楽しくすすめるためのコツではないかなあと思うのです。

(実は私自身もうっかり屋です。我が家の場合、大目に見てくれているのはしっかり者の子ども達の方かも知れません(笑)。)

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