佐世保での温暖化対策の講演の翌日は、「九州消費者会議inさが」を開催しました。企画、テーマ設定、講師の選定、会場探し・・・ここ3ヶ月ほど私のプライベートな時間はこの準備にかなりつぎこみました。どうしてそんなに頑張ったのかって？近年さまざまな消費者問題が起こるたび、「消費者・行政・企業・専門家をつなげて、みんなが膝をつきあわせることでみえてくるものがあるのでは？」と思っていたからです。
正食協会の中原さんのプレセミナーにつづく第一部のシンポジウムのテーマは「食」、佐賀県民の食の安心安全のために闘う行政マンの西さん、学校等と連携して「大豆100粒運動」などの完全循環型食育を推進するアルタホープの池田さん、元イオン九州の大津さんからは大企業の取り組みを、私は地域や家庭で取り組む食育として、2006年に考案したフードマイレージワークショップなどを紹介しました。
第二部は「アンチエイジング最新事情」をテーマに、医師の津田さん、専門相談員の岩男さん、そして参加者を交えた気軽なトークサロンという形式にしました。"大切なのは消費者力"という言葉に共感が集まりました。
初めての九州消費者会議。行政、消費者、専門家、企業、食育推進者、相談員など、佐賀県外からもたくさんの参加があり、つながることで多くの収穫がありました。九州の消費生活アドバイザー仲間や地域の方々のご厚情や心意気に触れることができたのは個人的な収穫でした。これからも「つなげる力」、磨いていきます。
