3月11日に起きた東北関東大地震。被害にあわれた方々に心よりお悔やみとお見舞いを、そして懸命に災害や原発事故の収拾に当たられている方々にお礼を申し上げます。連日報道される惨事、時事刻々と事態が変化する原発事故・・・眠れぬ日々をすごし、今私に何ができるのか、もどかしい思いに駆られます。
一連の報道をみていて、情報発信のあり方や生活者の受け止め方に関しても、いろいろと考えさせられます。チェーンメールやツイッターなどで欲しい情報に出会う一方で、さまざまな流言なども目に付きます。
今私は、電力会社の「節電のお願い」などへの情報提供をしたり、県の環境審議会や地元の新聞で提言するなどの活動をしています。大震災の前日は、佐賀の高校生に、地震や交通事故のような生活や環境のリスクについて、授業で話したばかりでした。
私にできることは、消費者・生活者の立場から行政や企業や社会や次世代への発信をすること。小さな力ですが、「明日への貢献になること」を見極めながら信念をもって活動していきたいと思います。