ワーキングマザーの快適!省エネ・エコライフ 林流シンプルライフ

カテゴリー

筆者プロフィール

No.149 2012/12/12

HKT48から節電インタビュー ――― HKTの3秒ルール

 福岡県の節電キャンペーン企画で、博多のアイドル、HKT48のメンバーからインタビューを受けました。4人のうち一人が高校生、3人が中学生、とてもしっかりしたお嬢さんたちでした。

 はじめに"省エネと節電の違い"を説明するとすぐに理解。「家庭ではどんなことをすればいいんですか?」というご質問に、逆に「皆さんは何を?」とお尋ねすると、「HKTの楽屋の冷蔵庫は、開けるのは3秒以内と決めてやっています。」とハキハキしたお答えが。「我が家の子供たちの間では、落ちた食べ物も3秒以内に拾えば安全という"3秒ルール"があったけれど、みなさんのは節電の3秒ルールですね。すばらしい!」と申し上げたら、かわいい笑顔がこぼれました。

 「エアコンに頼る前に、衣服などで調整をすることも大事です。皆さんのそのお洋服は・・・そのお首のリボンや長袖、ちょっと暑くないですか?」と申し上げれば、「暑いです〜。夏服を〜」とマネージャーさんに催促。「これからどんな省エネや節電をしますか?」と問いかけると、「窓に"ござ"をかけます!」「寝るときはエアコンをやめて窓を開けて寝ます!」と本当にほほえましく素直な反応で、「いやいや、開けっ放しで寝るのは危険ですからカギは閉めて・・」と福岡県の部長さんを慌てさせていました。

 一部しか紙面にならないのが残念なくらい、話は「ダイナミック・プライシング」にまで及び(詳しくは後日)、うてば響く節電トークになりました。

 学校の先生方や省エネ普及指導員向けのセミナーなどでは良く申し上げるのですが、省エネは次世代教育がひとつのカギを握ります。習慣を変えるのに苦労する大人たちを尻目に、頭の柔らかい若い人たちは気づきをどんどん行動に変えていってくれます。

 HKT48の皆さん、楽しいインタビューをありがとう。あなた方の柔らかい感性と絶大なる影響力で、どんどん省エネの輪を広げて行ってくださいね!

このページに掲載しているあらゆる素材の無断複写・転載を禁じます。 © KYUSHU ELECTRIC POWER CO. INC. All Rights Reserved.