福岡県の再生可能エネルギーなどの促進モデル事業の審査をしています。糸島市の瑞梅寺ダムの放流水を利用した小水力発電所が運転開始となり、開所式に伺ってきました。
瑞梅寺ダムの放流を利用して、発電機の中のタービンを回し、発電する仕組みです。発電量は一般家庭190世帯分にあたる年間67万kWhとのこと。
小水力という名のとおり、本当に小さな発電所なのですが、小川県知事と月形糸島市長の、再生可能/地産地消エネルギーへの熱い思い入れが感じられる祝辞に、地元の方も感激していました。今後20年にわたる売電収益約2億円は、再生可能エネルギー導入の更なる推進に使われます。
県庁からの往復をご一緒した先生が瑞梅寺のご出身で、この土地のことを色々教えてくださいました。このあたりは銅鏡などがたくさん出土していて、のどかな中にもロマンが溢れる場所。夏なんか気持ちよさそう。
ダム巡りがひそかなブームだそうですね。市民に親しまれる発電所になりますように。
(2016@林 真実)