九州電力の新しいCMで、森高さんが実家のお母さんから「早く閉めなさい」と叱られるシーンに登場する冷蔵庫です。（私はこのCMの省エネ・エコ視点からの監修をしました。）撮影前に庫内を拝見したところ、美しい輸入食材がたくさん詰め込まれていました。輸入食材は"フードマイレージ"が大きくなるため、そのままではちょっとエコライフとは言えません。（フードマイレージのことは以前このエッセイでも書きました。）そこで、梅干やラッキョウやお味噌、だしポットなど、地産池消で手作りの食材と入れ替え、容器も使い捨てのものから、ガラスの器などに変更。詰め込みすぎも省エネの大敵ですから、量を減らしてすばやく取り出せるように整理しました。白い卵も自然卵に替えていただき、環境配慮の暮らしを実践するベテラン主婦の、冷気が回りやすくて開けている時間も短くなる冷蔵庫が完成！
「さすがお母さん、きれいに片付けてるね〜」という森高さんのセリフに秘かに胸を張ってしまいそうな私ですが、じゃあ我が家の冷蔵庫がいつもすっきりきれいかといえば・・・家族だけが知っているのでありました・・・。
※新CMでは他にも、夕食のシーンでエアコンや不要な照明を消したり、"なす"のヘタは廃棄が少なくなるようできるだけ端を切ってもらったりするなど、環境配慮の視点から監修をさせていただきました。布オムツや白熊くんはじめ、ロハスっぽい小道具もたくさん登場しますので、見つけてみてください。
