今年も厳しい電力需給予測の下、節電の夏がやってきます。私も目下、自治体の節電プロモーションの受託事業者や、エネルギー企業などに、研修や助言を行っている最中です。
需給が厳しいとはいえ、猛暑の部屋でエアコンを切ったりすれば熱中症の危険性が高まります。節電も省エネと同じように、ガマンではなく無理せず楽しく取り組むことが大切です。
クールシェアとは、その名のとおり涼しさを分け合うことです。個々のエアコンなどを消し、リビングに家族が、あるいは公共施設などに人々が集まって過ごせば、快適さはそのままに全体で大きな節電効果が得られます。またクールシェアには、節電効果だけでなく、家族や仲間との絆も深まるという副次効果もあります。
写真は、一年前に地元の仲間と開催した、七夕節電コンサートの模様です。お家のエアコンやテレビを消してあつまれ〜と呼びかけたら、なんと150人もの親子が集まってくれました。
ヨーロッパで活躍中の、ベルギー在住のソプラノ歌手正木裕子さんは、私の熊本の小中時代の友人。日本やフランスのわらべ歌から芸術歌曲まで、ストーリー仕立てで歌われる美しい歌や楽しいリズム遊びに、大人も子どもも身を乗り出して引き込まれていました。歌はともかく、喋り声もマイクなしで届かせることができるのはさすがでした。私は司会を務めましたが、マイクを使いました。
この夏も、無料コンサートに来てくれることになりました。友情に感謝!準備を進めながら、七夕を心待ちにしているところです。