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No.174 2014/11/25

電脳社会の産物、でもアナログな場所 ――― 「森の図書室」

 9月、省エネの国際会議で東京へ行きました。前倒しで上京したので、久しぶりに一日ひとりで自由に使える日曜日!朝から智美術館や虎ノ門ヒルズ、ワインセミナーやインド古典音楽、友人とのイタリアンを楽しんだ超充実の一日の締めは、渋谷にある「森の図書室」へ。
 ここは、クラウドファンディングでつくられた、深夜まで空いていてお酒が飲める私設の図書室です。

 実は、子育て中から図書館運動にかかわってきた私、こんな図書室があったらいいなあと、ずっと心に思い描いていました。もちろん、自分で形にすることはありませんでした。
 でも、そんな風に思っていた人が沢山いたのですね。スマートデバイスが普及した今、クラウドを通じて1200人以上もの人々の出資を受け、森俊介さんがその夢を実現したのです!
 そうしてできた図書室は、想像したとおり、ちょっとアナログっぽくて、秘密めいた、心が温かくなる場所でした。オーナーの森さんが、ジンリッキーをすすめてくれました。図書室でお酒を飲みながら頁をめくる幸せ!

 遠方だけれど、夢みていた場所を作ってくださった森さんに感謝と応援の気持ちをこめて、私も会員になりました。会員は好きな本を一冊置いてもらえるのですが、どれにしようか悩み中です。

写真左:「森の図書室」はこのドアの向こう。

写真右:名刺は栞、コースターのウラは読書感想文。
エコなグラスでいただくジンリッキーと共に。

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