ここ数年地元の仲間たちと、アートと省エネのコラボレーションイベントを仕掛けている私ですが、昨年11月に講演に呼んでくださった宮崎県温暖化防止活動推進センターの方々も、宮崎市でアートセンターや映画館の運営にも携わる、マルチな人々でした。
案内してくださった、まちなかの映画館や、アートセンター、図書コーナー、県産木材の遊戯室、ストリートピアノ・・・どれもこれも、私の趣味のど真ん中で、立ち去りがたかった。近くに住んで通いたいくらいです。大好きなトーべヤンソンさんの本も、子どものコーナーににぎやかに並んでいました。今頃はちょうど、アートセンターで「ムーミン展」(2015年2月15日まで 於:みやざきアートセンター)開催中です。いきたいなあ。
講演の日、グレイヘアーのとびきり美人の女性が、とても素敵なフリルブラウスとほっそりシェイプされた黒いパンツ、綺麗な巻きベストで、笑顔をたたえて座っていらっしゃいました。私はよく双方向の講義をするのですが、その方にマイクを向けたら、なんとお召しのお洋服は、ご主人のワイシャツと、息子さんが中学生だった時の制服のズボン2本分、ベストもご本人のワンピースからのリメイクだったのです。息子さんのズボン、ざっと計算しますと、60年以上も前のものでした。ファッションも行動も、センス抜群!打ち合わせてもいないのに、すごいタイミングで、「衣」の好事例を学ばせていただくことができました。
ほかにも、聴講していただいた方には、後日スーパーの店舗調査にご協力くださったり、キャンドルナイトを私もやってるのよ、と話しかけてくださったり、男性の方々からも熱心な質問を沢山いただき嬉しかったです。またお会いできますように。ムーミン展、盛会をお祈りしています!