九州の精鋭中高生による、省エネパブリック・ディべートコンテストが、今年も多様な提案が盛りだくさんで開催されました。通常のディベートとはひと味もふた味も違う、お互いの政策を高め合う試合。各校の提案内容も、年々レベルが上がってきています。
学習講演も、以前は講師が演台から一方的に講義する形式だったのですが、「試合で出た政策アイディアを全員で情報共有して学び合うために、講演をセッション形式にしませんか?その方が生徒たちも能動的に勉強でき、価値創造になります。」とご提案させていただき、以降、会場の全中高校生と双方向で、お役人、政治家、車の開発者などもその場で巻き込みながらセッションさせていただいています。今年はディベートの先生もファシリテーションに加わってくださいました。
帰りの電車で、和気あいあい、おしゃべりしながら帰る生徒たちのグループと一緒になりました。顔に見覚えあるけどどこの学校だっけ?と思ったら、なんとまあ、ディベート試合を闘ったライバル校同士、3、4校入り混じって仲良く帰路についていたのです。お互いの闘いっぷりに惚れて、友達になりたいと思ったそう。こういう高校生がエネルギーの未来を創っていくって、なんて素敵なことでしょう!
写真:省エネ政策提案型ディベートの輪、全国に広がりますように。
(2019@林 真実)