母乳指導の先生が「100日戦争」と呼ぶ、美味しいおっぱいのための100日プロジェクトに突入した私たち。睡眠不足と疲労の蓄積に、耐性不足を痛感するおばあちゃん=私。でもそんな私にも秘密兵器が。27年培ってきた、ワーキングマザー流調理スキル。できるだけ多種類の野菜を、手間少なくたっぷり調理します。
水を入れた大鍋に蒸し器をのせIHにかけます。イモ類などの根菜類は初めから、火の通りにくい順に入れていき、時々フタをあけて櫛でさしてみて様子を見ながら蒸しあげます。IHのタイマーもこまめにかけなおせるので、便利です。
青い野菜は色がきれいな状態で出したいから、娘に「あと何分くらいで授乳終わりそう?」と声かけをしながら、豆やアスパラなどを追加していき、青菜は娘が食卓につく直前に。
たいていは食卓に鍋のまま、どーんと。フタをあければ湯気と共に色鮮やかな野菜たちがあらわれ、わあ、と歓声があがります。(そして洗い物も少ない。)
先生は菜食や無農薬野菜をすすめるけれど、「私たちは、できる範囲で無理せずやろう」と娘と話し合いました。完璧を目指しすぎたらあきらめて挫折してしまいますから。大事なのは本質からそれないこと。続けるためには、厳格さより、ゆるさが大切なこともありますから。これもワーキングマザーとして培った知恵です。
写真:どの野菜も皮ごと蒸します。タイマ―ほんと便利。ふきんをかぶせても安心。
(2019@林 真実)