見えない敵との闘いに不安でしょうがない昨今ですが、ちょっといいことがあったので、自分でささやかなお祝いをすることにしました。
離れて暮らす子どもたちが「コロナウイルスが終息したらお祝いしよう!!」といってくれているので、それを楽しみに。もう2か月も会えていない孫にも早く会いたいなー(前会ったときはハイハイしていた孫、もう歩いている・・・)と思うけれど、今は辛抱の時です。
お祝いと言っても、講演も授業も審議会も軒並みキャンセルになって、私も、<ザ・収入減>の昨今、あまり贅沢はできません。
幸い、私が時々行くスーパーのお魚屋さんは、魚の切り身など、大きさによって値段に傾斜がつけてあり、小さめとか、しっぽの方などは、高級魚でも庶民にも買いやすい値段にしてくれていて、さりげない心遣いをしてくれているのです。粋なスーパーでしょ。
さて、金目鯛のつけ合わせは、鯛を引き上げた同じ鍋で、同じ煮汁で。
鯛の美味しいだしを、豆腐、ねぎ、ごぼう、春菊と、余すことなくたっぷりと煮含ませます。お鍋一つで済ませればエコで経済的です。煮汁をすべて頂く工夫も、節約のためであり、地球のためでもあり。
不便な暮らしの中にも、ささやかな楽しみを見つけて、健康に過ごしていこうと思います。
ウイルスと闘ってくださっている医療関係者の方々や、社会を回すために三密の仕事に従事なさっている方々に、深く深く感謝しつつ。
(2020年4月 林 真実)